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竜文切手 竜五百文 第Ⅰ版 青緑 20番 明治4年(1871年)4月20日発行 未使用【お歳暮】

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商品情報

商品説明

竜文切手 竜五百文 第Ⅰ版 緑 20番 明治4年(1871年)4月20日発行 未使用 
 
入手難易度 *** (5段階評価)
( *容易 **比較的容易 ***比較的希少 ****希少・なかなか手に入らない *****入手極めて困難 )
 
刷色は 緑色 異色 萌黄色 青あり  
明治5年(1872年)2月廃止
明治22年(1889年)11月30日使用禁止
 
原版は2面 
発売数 22万6736枚 と 竜文切手の中で最も少なく入手しずらい
手彫切手の中でも竜切手は人気が高くそれだけに贋作も多いので注意が必要
多くの贋作が銅板印刷ではないので銅板印刷の特徴を見極められるようになると贋作をつかむ確立は圧倒的に減る
500文の中では最も入手の難しい黄緑は贋作もまた非常に多いので注意が必要です
 
ポジションは切手文化博物館収蔵シートと、画像解析照合ソフトを使用し小さな版キズに至るまで、厳格な照合を行い特定している
 
多くの手彫切手が 洗浄漂白されているが、本品はそうした漂白や洗浄を受けていないナチュラルな個体です
洗浄はともかく、漂白を受けた個体は紙の繊維はボロボロになり、銅版ならではの余白部の淡いインキは損なわれ残っているインキも漂白の影響で変色をしています
特に本来数十種類にも及ぶ様々な紙が、全て同じ紙のような質感に劣化してしまっておりもはや本物としての風格も損なわれてしまっています
漂白個体は繊維がボロボロに傷んでいるためいとも簡単に破損してしまい、今後100200年の収集に耐えうるものは皆無ですので収集の際には、ただ単に見た目の綺麗さだけではなくその個体が本来の姿なのか、それとも漂白洗浄された個体なのかといった点にまで観察をする必要があります
 
 
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オークション掲載画像は4K高解像度顕微鏡によります撮影であります
そのため安価な撮影機器では写し出す事が出来ない微細な構造もはっきりと写っております
当時の紙は毛羽立ちが無い、、などムシメガネしか使ったことの無い方や紙の製法、手彫用紙がどういったものであるかを全く知らない方、漂白され紙質が著しく劣化した個体しか知らない方の見解ですのでご注意ください
漂白された個体は一様にねずみ色っぽい質の悪い再生紙のような質感であり手彫特有の余白部の微薄インキまでもが損なわれてしまっております
当方では漂白されてしまった個体は原則取り扱わないように心がけております
見た目だけの綺麗さに惑わされませんようお気をつけください

今回銅版印刷がどういったものかを知っていただくために検証を行ってみましたので、今後のコレクションの参考として是非ご一読ください
https://ameblo.jp/windandthunder-boy/entry-12802769171.html ← 外部ブログです  左記URLをコピーして直接検索してください


市場にございます手彫切手の多くが贋作や、加工修正品(切手商の鑑定品を含む)であるため独自に印刷方法、紙、インキ、糊、修正加工の有無について分析を含む検査を実施いたしました
画像ですが3D立体撮影をいたしております(手彫切手は銅版をエッチングした凹版にインキを乗せローラーで加圧印刷するため印刷線が立体的に盛り上がります)
白黒画像は特殊なライティングで極小の凹凸をはっきりと浮かび上がらせたもので破れやスレ穴などの傷、修正加工の痕跡、消印押印時のダメージまでもがはっきりと判る特殊撮影画像です(リサイズ以外の画像加工はいたしておりません)
修正加工につきましては本物とされております多くの希少種で多かれ少なかれ加筆や削りがございます事から徹底的に検証をいたしております

ご覧のとおり凹版印刷の特徴がくっきりと出ていますほか、修正や加工の施されました痕跡はございません

また銅版印刷特有のインキの拭き残しもしっかり確認できます
オフセット印刷の近代贋作はこの拭き残しがなく非常にクリアな印面に仕上がりますが、銅版印刷は多かれ少なかれ必ずこの拭き残しがございますので真贋判定の材料のひとつとしてよく観察してみてください
手彫切手の銅版(凹版)印刷ですが、版にインキを塗り広げ、細く彫られた(エッチング処理による腐食処理)部分にインキを入れ込みます
その後くぼみ以外の余分なインキを丹念に拭き取られ紙と一緒にローラープレス機でプレスしくぼみのインキを紙に転写したものです
余白部をきれいに拭きあげるといいましても100%のインキを除去することは不可能であり余白部にほんのりと印刷色が残るのが凹版印刷の特徴です
よく余白部に全く色のついていない綺麗な手彫を見かけますが、凹版印刷の場合、余白部に全く色がないというのは、絶対にあり得ない特徴です
拡大してみますと、余白部に印線と同じインキがうっすらと全体に付着しているのがわかります
これこそが手彫の特徴であります
精巧な贋作の場合、この余白の汚れさえも再現しているものがございますが、印刷方法が異なります事からこの汚れの様子で簡単に見分けがつきますので参考にしてください

参考に贋作手彫の画像を掲載いたしておきますので比べてみてください
インクにつきましてはEDX分析と蛍光X線分析を、糊につきましてはEDX分析をそれぞれ施しております
分析表、詳細画像、各種精密計測(10万分の1mmまで)などご希望の場合、別途レポート類ご用意可能ですのでお問い合わせください
使用された銅版の線深さ(印線の盛り上がり高さ)の計測、紙繊維の太さ計測、電子顕微鏡撮影など、様々なオプションのご用意がございますのでまずはお問い合わせを
 
発送は1枚サイズの小さな切手ホルダーに挟みビニール袋に入れなるべく折れ曲がりにくく梱包し、普通郵便でお送りいたします
送料は負担いたしますが、万一の郵送事故の際の追跡ができません
以上 クリックポスト送料サービス 以上レターパック送料サービスです

万一の際の追跡が出来ますクリックポスト198(お届けに少々お時間がかかります)レターパックライト 370(ポスト投函型) レターパックプラス 520(手渡し) など送料をご負担いただけましたら対応いたしますがいずれも折れを含む破損や紛失の事故補償は受けられませんのでもし不安な場合はゆうぱっくをご指定くださいましたらさらに厳重な梱包をし、着払いゆうぱっく便で発送いたします
 
 
*****注意 啓発 贋作を掴まないために*****
※啓発のため切手商保証品、切手商組合鑑定品の誤判定を画像と共に啓発出品いたしておりましたが、ガイドラインに抵触する恐れがあるとのご指摘を受けましたため出品を取り下げさせて頂きました
ただ現在の切手市場の実体を知って頂くため具体例をいくつか挙げておきますので収集には十文ご注意いただきたいと思います
 
贋作例 1
某、有名オークション品 J
その後、別の超有名専門店にて鑑定して頂くも鑑定結果は本物という答えでしたが、科学的検証の結果100%贋作であることが証明されました
まず使用されております紙は当時の和紙ではなく、現代機械漉きの上半紙で、材料は海外パルプが使用されておりました
裏糊はポパール糊であります
ポパール糊が発明実用化されたのは1958年以後の事ですので本来の製造時期と全く合致いたしません
また印刷に使用されておりますインキも鉛フリーのインキであり極々近代のものでありました
印面サイズですが、紙の自然収縮、科学的要因による収縮を加味したといたしましても本来のサイズとは大きく異なるサイズでありました
パンチにつきましても当時のパンチ径は310%程度の範囲でバラつきがあるのが一般的であるのに対し、本品は1000分の1mm以下精度で同一サイズのパンチ穿孔されておりました事から、現代の工具で穿孔されたか、または1本の同じパンチを使用し穿孔作業を行った事になり本来の製法と異なります
印刷法につきましては印字部の若干の盛り上がりは確認できたもののやはり銅版(凹版)の特徴とは遠くかけ離れたものであり、断定までは出来ませんでしたが、オフセット印刷によるものと考えられるものでした
このような事実から本品が明治期に印刷された切手である可能性は無いと判断致しました
贋作例 2
某、有名オークション品 F
その後、別の超有名専門店にて鑑定して頂くも鑑定結果は本物という答えでしたが、科学的検証の結果100%贋作であることが証明されました
まず使用されております紙は当時の和紙ではなく、現代機械漉きの再生紙で、化学繊維をかなりの量で含有いたしておりました
裏糊はポパール糊であります
また印刷に使用されておりましたインキはアクリル系インキでありました
アクリルインキの発明は1940年代後半になってからですので当然本品の印刷時期と大きく異なります
印刷法につきましてはオフセット印刷法でありやはり銅版(凹版)の特徴とは遠くかけ離れたものでありました
このような事実から本品が明治期に印刷された切手である可能性は無いと判断致しました
 
現代のコピー製作法は本物からミクロレベルで精密スキャンされた画像を基にオフセット原版が製作されその原版で大量印刷したものを様々な方法でダメージ加工されます
紙も当時の紙に近いものが使用されていることが多く、こうして製作された贋作は専門店や、切手商組合あたりの鑑定では判別は不可能であり本物として市場にばら撒かれる事になります
事実有名店、専門店などで販売されております手彫のおよそ半数はそもそもの印刷法が異なっていたり、当時存在のしなかったインキや糊が使用されたものであります
贋作例 3
切手商鑑定書付き品
印刷に使用されておりますインキも鉛フリーのインキであり極々近代のものでありました
紙は当時の和紙ではなく、現代機械漉きの再生紙で、化学繊維をかなりの量で含有いたしていたほか、原料印刷のインキ片が紙全体で繊維に付着いたしておりました
印刷法につきましてはオフセット印刷法でありやはり銅版(凹版)の特徴とは遠くかけ離れたものでありました
このような事実から本品が明治期に印刷された切手である可能性は無いと判断致しました
他にも有名店販売品、保証品、鑑定書付き品のおよそ50%が同様の贋作である事が調査の結果判明いたしております


当方では以下の装備を使用し販売品の全てを検査いたしております
https://ameblo.jp/wadou708/entry-12779384597.html
鑑定、買取、分割でのお支払い(金利手数料なしただし、完済後のお引渡し)など何なりとお気軽にお問い合わせ下さい

鑑定人
421-0514
静岡県牧之原市菅ヶ谷1411-1
遠藤成生
0548-52-3606
kinta_f_naluki0000@yahoo.co.jp
k_coin0064@yahoo.co.jp 

古物商許可証(第49119A000064号)静岡県公安委員会(牧)
X線装置設置許可 静岡県島田労働基準監督署25528他3件


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